フィトンチッド、最近巷でよく耳にするようになったこの言葉の意味、ご存じでしょうか?
森の中で感じるなんか身体に良さげな森の成分?
リフレッシュ効果などの森林浴効果があるらしい?
この言葉はロシア語で、「植物がもつ他を殺すもの」という意味があります。おもに樹木が発散する揮発性物質で、そのおもな成分は、テルペン類とよばれる有機化合物です。そして、フィトンチッド現象はある特定の植物グループに見られるものではなく、植物界全体にみられるんです。(菌類なども入るらしいです!)
本来は、樹木が己の身を守るバリアー的なモノなので、植物の世界ではみんな(植物たち)が普通に使っている処世術なのですが、どうして、今、人間界でも注目されているのでしょうか?
まあ、ええっと、ざっくり言えば、人にとって良いことがあるから!ですね。笑
フィトンチッドの面白い点は、この植物から発散されるフィトンチッドが、微生物や昆虫などを殺す(遠ざける)作用があるのに、人間に対してはむしろ有益に働くことが多いという点です。
フィトンチッド(殺す)作用が、「良きモノ」に転換する一つのきっかけって何なのでしょう?
前回の亡き父の書斎で見つけた名著「植物の不思議な力=フィトンチッド」を旧ソ連のトーキン博士と共著された神山恵三氏の仮説では、その濃度によるそうです。
『量が多ければ生命活動を抑制するが、少量ではそれを活発にさせるということがある。
さらに重要なことは、フィトンチッドの量が同じでも、生体の受容のし方は異なり、いろいろちがった反応を示すことである。』
何事も摂り過ぎは要注意ってことですね。そして、いろんな植物の微量のフィトンチッドが混ざり合っていることも、良い効果を生む要因なのかもしれませんね。
たくさんの植物の恩恵を受けられる森の中での森林浴が、心身のリフレッシュやリラックスを促すというのも納得です!
毎日森へ通えない皆さまへ
中和脱臭剤エアーケムも、125種類の微量な天然植物性精油からできているので、消臭、脱臭効果だけでなく、森の中にいるようなリフレッシュ効果も期待できます!ぜひ、お試しくださいね。
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